【タイ・バンコク】ジム・トンプソンの家
訪問:2019年4月26日
「タイのシルク王」と呼ばれるアメリカ人実業家ジム・トンプソンが実際に住んでいた家を博物館にした施設。ガイドブックでは必ず取り上げられている、有名な観光地のひとつです。
建物も所蔵品も一見の価値あり、ホスピタリティも素敵なので、是非一度訪れてみてほしい場所。
▼ジム・トンプソンとは
- タイのシルクを広めたことで知られる、アメリカ人実業家。
- 第二次世界大戦中に東南アジアに派遣され、終戦後もそのままタイに在留。
- タイ・シルクに出会い、アメリカのファッション業界にタイシルクを売り込むことに成功。
- 自らの名を冠した「ジム・トンプソン」ブランドは、タイ・シルクの最高級ブランドとして世界的に有名に。
- 1967年、休暇で訪れていたマレーシアの高級別荘地キャメロン・ハイランドで謎の失踪を遂げる。
Wikipediaより引用
その失踪直前まで彼が住んでいた家が、この「ジム・トンプソンの家」なのです。
入り口を入ると、右手にチケットカンターがあります。大人ひとり200バーツ。
レシートと一緒に日本語の案内がもらえます。とっても丁寧な日本語…!
糸繰りをする機械や、色鮮やかな糸束の展示が。
蓮の花が惚れ惚れするほどきれいだった!
奥の受付に行くと、建物内のガイドツアーの時間を案内されます。ツアーは、日本語・英語・中国語・フランス語・タイ語があるようです。
私はすぐに日本語ツアーに案内してもらえ、4人グループのツアーでした。
下駄箱で靴を脱いで、建物内に入ります。
※建物内のほとんどは撮影禁止なので、写真はOKだったところだけ。
家の各所に、ジム・トンプソン氏がタイで収集した東南アジア各地の美術品が展示されいます。
また建築家であった彼が、タイの伝統的建築様式に、洋風のアレンジを加えた建物やインテリアもユニーク。丁寧に保存されていて、建物自体もとてもきれいです。
タイ古式の台形窓、玄関ホールのイタリア製大理石のタイル、中国の猫型のおまるトイレ、ベルギー製のシャンデリアなどなど、様々な文化が融合された独特の美しい空間に、凝縮された歴史とトンプソン氏のこだわりを感じました。彼が好きだったというお花が各所に飾られていたのも素敵だったなあ。
女性のガイドさんが流暢な日本語で、展示品や建築様式を一つひとつ丁寧に解説してくださり、興味深かったです。
テラスにあった巨木が印象的でした。なんて名前の木なんだろう・・・?
お庭は自由に見学できます。
生い茂る緑の植物や池があったり、すぐ裏手には川が流れていたりで、涼しくて心地良い空間でした。灼熱のバンコクに佇むオアシスという感じ。
お土産が買えるショップやレストランもありました。
レストランは内装もお食事の盛り付けもきれいで、調べたらお値段もそこまで高くないみたい。
「ジム・トンプソン」ブランドのショップもあります。
バッグやポーチ、シャツ・ネクタイ・スカーフなど、お土産にも最適なアイテムがたくさん!(ちなみに、街中のショッピングモールにもたくさん入ってます。)
お値段はそれなりにしますが、さすが高級シルク、高品質で肌触りがとっても良い…
▼メモ
- 建物内の見学はガイドツアー形式。日本語ガイドあり。
- 所蔵品や建築様式に様々な文化の融合が垣間見れ、美術・歴史好きな人には是非行ってほしいスポット!
- お庭も整備が整っており、自然の涼しさを感じられる。
- 室内は写真撮影禁止。お庭はOK。
- ミュージアムショップや「ジム・トンプソン」ブランドで、お土産を買うことも可能。
- おしゃれなレストランでタイ料理を食べるのも良し。
<施設情報>
名前 ジム・トンプソンの家
Jim Thompson House Museum住所 6 Rama I Rd, Khwaeng Wang Mai, Khet Pathum Wan, Krung Thep Maha Nakhon 10330, Thailand アクセス BTS Natinal Stadium駅から徒歩4分 入場料 22歳以上の大人:200バーツ
22歳未満 :100バーツ
10歳未満の子供:無料営業時間 9:00 - 18:00 定休日 無し URL http://www.jimthompsonhouse.com/