【神奈川】横須賀美術館 その①
訪問:2019年6月22日
念願叶って二度目の訪問、横須賀美術館へ。
海が見える立地を生かした建築が見事で、爽やかで清々しい気持ちになれる空間なのです。海と美術どっちも好き!という人はぜひ行ってほしい。
今まで行ったなかで一番好きな美術館、といえるくらいお気に入りの美術館です。
美しい緑の芝生に佇む立地。目の前は一面の海。
澄んだ空気が気持ち良い!(この日は雨だったのが少し残念…)
▼横須賀美術館とは
周りを囲む海と森林との調和を大切に設計されているとのこと。
円形のエントランスを進むと、建物内にはゆったりとした空気感が流れています。
それはきっと、各所にある丸窓から差し込むやさしい光に包まれているから。窓によって切り取られた海や芝生の風景は、まるで絵のよう。
どこを切り取ってもおもしろい建築デザインが、個人的にとっても好みなのです。
▽1階:企画展示室
「縮小/拡大する美術 センス・オブ・スケール展」をやってました。
詳しくはこちらで↓
▽地階:所蔵品展示室・ギャラリー
地下には常設展示になってます。年4回の展示替えを行っているそう。
横須賀出身のアーティスト作品が多かったです。
▽図書館
誰でも利用できる図書館もあります!
無料で閲覧できるので、さまざまな美術書をゆっくり読めます。
▽谷内六郎館
別館の谷内六郎館。「週刊新潮」の表紙絵で有名な作家さん。
サクッとみようと思ったのですが、ここも想像以上に良くて。画集がほしくなった・・・(ミュージアムショップには売ってなかった)
何気ない日常や世界各国への旅行記を描いた作品の数々で、どこか懐かしい温かみを感じる絵はもちろん、添えられた感性豊かな文章にぐっと心を揺さぶられるのです。思わずじっと読み込んでしまいます。
▽屋上広場
屋上に登る途中で垣間見える、屋根裏スペース。これまた面白い風景。
そして屋上に出ると・・・じゃじゃーん!
海が一望できる屋上広場。自然の中の開放感が最高です。
(お天気が良かったら、お弁当広げてピクニックしたい。)
そして・・・振り返ると・・・
ちょうど満開の紫陽花に遭遇・・・!
色とりどりの一面満開の紫陽花の美しさにうっとり。ハート型も発見!
美術鑑賞に加えて、紫陽花も見れてものすごく得した気分…素敵スポットすぎる…
海と反対の山側には、観音寺公園が広がっています。
本当に自然豊かな環境にある美術館だなあ。
お庭の新緑も美しい。
帰るのが惜しくなってしまうほど、やっぱり素敵な美術館なのでした。
▼メモ
- 海を臨む立地と丸窓を生かした建築が印象的。
- 谷内六郎館では、心が温かくなる作品をきっと出会えるはず。
- 海が一望できる屋上広場も必見!(梅雨は紫陽花の穴場スポット)
<施設情報>
名前 横須賀美術館 住所 〒239-0813
神奈川県横須賀市鴨居4-1アクセス 京浜急行線「馬堀海岸」駅下車→京急バス「観音崎京急ホテル・横須賀美術館前」下車(約10分)→徒歩2分 入場料 【常設展】
一般 :310円
高校生・大学生・65歳以上の方:210円
中学生以下 :無料
【企画展】
展覧会によって異なる営業時間 10:00 - 18:00 定休日 ・毎月第1月曜日(ただし祝日の場合は開館)
・12月29日~1月3日URL https://www.yokosuka-moa.jp/